息子と付き合っていくために、役だったエンタメ ①

 現在公開中のメッセージという映画を見てきました。

 

 

原作はかなり数学的な知識が入りこんでるものらしいので、理論的にわからん部分はありましたが、ストーリーはとても面白かったです。

 

で、何故この映画を見ようかと思ったかというと、宇宙人とのファーストコンタクトの話で、主人公が言語学者というのを聞いて、これは・・・と思ったからです。

我が家には、言葉を話さない宇宙人みたいのがいるので(笑)

 

発語がない自閉症と付き合う為には、この言語学者がやったように、まず共通認識の言語を発見するところからなんです。そしてその言語が本当に理解できているかどうかもよく確認してみないとわからない。言葉に別な意味になってる可能性も考えたりと。

言葉を探っていく過程は、わくわくしながら観てしまいました。

昔を想いだしてしまったのかもしれません。

 

で、この映画を見ながら、思いだしたんです。息子との関わりの中で、指標になった彼を・・・

 

 

自閉症はコミュニケーション障害と言われますが、実は考え方がとても論理的であるとう側面が顕著な人も多いのです。私は子供の頃、初期スタートレックを夢中で見ていて、特にミスター・スポックは大好きだったので

「そうだ。息子をスポックだと思って育てればいいんだ」と思ったんですね。

そういう風に考えると

「宇宙人だから、風習が違うもんね。じゃあ、こっちの風習をわかってもらえるようにするのには、どうすればいいのかな?」と考えられるようになり、腹もたたなかったような気がします。

 

そういう風に考えれば、障害の本ではなく、全く関係ないエンタメが私の助けてくれたことが、今までもたくさんあったなぁと。

今後また、思いだしたら、書いて見ようと思います。

 

映画の「メッセージ」はそういうのは関係なく、とても面白いのでお勧めです。