ど素人おばちゃんの、今後の政局の予測
タイトルに予測とつけたので、まずは自民党の総裁選の予測を先に述べたいと思います。私は安倍総理が、楽勝で三選すると予測します。
・・・って誰でもわかりますか(笑)
でもそれっておかしいだろ?!と思っているので、このプログを書いています。
安倍政権がまだしばらく続くと予測する理由はいろいろあります。
まずは、今の自民党を支持している人が、たくさんいるであろうという事実です。
先日、問題になった
松尾貴史のちょっと違和感:二階幹事長の妄言 産みたがらない女性は身勝手? - 毎日新聞 https://t.co/nt5xYDvFxg
— ひいろ (@hii1701) 2018年7月24日
この発言のきっかけは、出席者の発言に対してのものだったという事実
【音声配信・文字起こし】自民党・二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」発言を検証▼2018年6月26日(火)放送分(TBSラジオ「荻上チキ・Session-22」) https://t.co/xxKlUtMHrS
— ひいろ (@hii1701) 2018年7月24日
出席者の質問:自民党と政府が一体になって、早く結婚して早く子どもを産むように促進してもらいたい。
これは政治家として、支持者へのリップサービスの発言が発端だったんですね。
この質問がどういう意図であるかはわからないですが「若い人が子供を産みやすい環境」ではなく、「子どもを産むように促進」という文言だけを見れば、どういう意図なのは察しがつきます。
要するに、二階幹事長の「子どもを産まないは勝手な考え」の発言で溜飲を下げた人達が存在したという事です。
私がこの件に関して確信があるのは、石原都知事を見てきたからです。
石原慎太郎が差別発言「(障害者に)人格あるのかね」「(水俣病患者の文書に)IQ低い」 https://t.co/AYkROOYbqa @biz_journalさんから
— ひいろ (@hii1701) 2018年7月24日
石原さんは事あるごとに差別発言をしてきましたが、それを支持する人がたくさんいるのです。差別発言をする事で「自分には言えない、言いにくい事をはっきり言える、頼もしい政治家」というイメージを持つ人がいるようです。
あとは経済の石原というイメージ。選挙の時よく聞いた声は
「石原はろくでもないが、経済に強いから、他の人は考えられない」
石原さんになって弱者への施策は厳しくなったと言われています。まあ経緯として、ものすごく福祉に手厚すぎた人がいたので、ある程度の揺り戻しは仕方がないにせよ。
経済が本当に強かったのかはわかりませんが、大多数の人が、石原さんでいれば経済は安泰と思っていたようです。この経済は安泰の中に
「弱者には厳しく」という意図が含まれている事まで理解をして支持しているのか
「自分は損したくない」という自分の立ち位置で支持しているのか
弱者が困るという事が連想できずに、単純に景気を悪くして欲しくないとか。
いろいろあるでしょうが、自分の取り分を減らされる行動を積極的にする人は少ないでしょう。
石原さん、選挙近くになると、よくリップサービスをしていました。
石原都知事に「あの発言は狂ってる!」 マツコ・デラックス、青少年条例で激怒 https://t.co/0wXdMEakjv @jcast_newsさんから
— ひいろ (@hii1701) 2018年7月24日
青少年条例もやはり、自分に票を入れてくれる人に対してのアピールで。この条例の時、本当に怒っている人がたくさんいたのですが、その怒っている人達をテレビなどを見て、石原さん頑張れっ!と思っていた人もたくさんいたのだと思います。
で、その人達が投票し、圧勝という結果に。
自民党の支持層は、若者にも多いと聞きますが、やはり圧倒的に高齢者が多いと思います。そしてこの支持層は、結束力が固いです。
私の亡き実母は、自民党の婦人部に入っていました。私は何度か自民党の施策について、母に文句を言ったことがあります。あなたの孫にとってどんな未来がないものかと、説明しました。でも母は「難しい事は、よくわからない。でも○○先生はいい人だから、任せておけば安心」と(笑)
こういう団体は地域で繋がっているので、一度入ると逃げられないんですね。近所の繋がりが一気に消えてしまう。地域の檻の中に囲われているようなもので、みんな顔見知りで、お互い何でも知っている。
だから実母は、息子に障害がある事は絶対言うなと言ったんだろうと思います。
こういう高齢の自民党の支持者が、まだまだたくさんいて。最短でも5年はまだこの状態なんじゃないかと思います。だからまだまだ自民党は、楽勝で安泰なんですよ。
選挙で政治家を選ぶ時、誰もが自分にとって嬉しい事を言ってくれる人に投票します。
しかし、うちの息子のような選挙自体が理解できない人は、投票用紙が送られてきても、一票を入れる事ができない。どこかに明記されている訳ではないが、実質上選挙権は、はく奪されている状況と同じです。
選挙に一票入れる事ができない人の人権は、どう守ってくれるのでしょうか?
投票用紙がくるたびに、誰かに頼んで一票入れてもらおうかという誘惑にかられます。だって、今の投票方法だったら、絶対にばれないですもん。
しかし今の高齢者がどんどん減っていけば、空気が変わっていくと思っています。
既に、昔の豪気はどこへいったやらという、石原さん。
石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。 https://t.co/s9KXc9JEXq
— ひいろ (@hii1701) 2018年7月22日
この記事の中で、石原さんはもう、石原閣下ではなく、弱った老人になっている。
しかしそれでも、障害者差別の思想は変わっていないという・・・
自分は特別な存在だと思いこんできた人が、老いさらばえた高齢者になったなんて、絶対に認めたくないんですね。小説家のくせに「人は変わる、そして必ず死ぬ」という揺るがない真実を受け止められんのかと。というか、この人本当に小説家だったのか?
もし今後も弱者への施策がどんどん減っていき、その結果、誰かの命か奪われる事があっても、今の政権を支持している人は、決して可哀想などとは言わないでください。その結果はあなたの一票が起こした結果です。
どうぞ「自己責任だ、ざまあみろ」と叫んでください。
あれだけ嘘をつきまくってる政権ですから、退陣後、いろんな事実が出てくる可能性が高いです。その時決して「知らなかった。騙された」とは言わないでください。
歴史を見れば、そんな言い訳は通用しません。
ここは、心静かに時代が変わるのを待ちましょう。
今は自民党の政治家のリップサービスに反応すればするほど、票が集まる構図が消えない限りは、過剰に反応するほうが負けてしまうから。
へんなの??