生育歴③ (5歳~)

(2001.8.29記)

 

5歳~

誕生日の次の日に幼稚園でまた突然けいれんを起こす。
けいれんをおこした時には熱は全くなく、みんなでお遊戯会の練習をしていた時に
突然そのままズリズリっと倒れたのだそうだ。時間は5分くらいで治まったらしい。
慌ててかかりつけ医のところに連れていったのだが、その時点でも完全にけいれんが止まらずに、たまにヒクヒクっとしばらく動いていた。

医院に着いた頃にあとから高熱がではじめる。
発熱があるので診断としては熱性けいれんの範疇に入るようなのだが、一応念の為にCTと脳波の検査をする。
異常はなかった。

この時「てんかん」への移行を懸念されて十分注意するようにともわれる。

 

年中の後半あたりから、幼稚園のどの部屋にも自分の意志で遊びに行けるようになる。
担当の保母さん以外の先生ともコミューニケーションをとれるようになってくる。

休日などに「今日はどこに遊びに行きますか?」と聞くと、指差ししながら行きたい方向に歩いていくようになる。
行き当りばったりの時もあるみたいだか、「幼稚園のバス」を待っていたり、療育センターまで歩いて行ったり(実際そこには歩いて行った事はないのだが。自転車に乗って行く道を覚えていたようだ)
電車の駅やバス停にも行ける。ただし、写真カードを見せても選択できない。

 

障害児クラスのお友達とは、なんとはなしに友情関係があったようだ。
好きなお友達には自分から触ったりもできたし(このお友達は触られる事が比較的大丈夫な子です)名前を呼ぶ事もできた。
逆にちょっかい出すお友達がくると、そーっとそこからいなくなるなんて事もよくあったらしい。

言語の聞き取りがかなり良くなってきているので、大人の話している中の言葉に反応する事も増えてくる。例えば「ドライアイス」という言葉を話すと「アイス」を想いだして、冷蔵庫に行って欲しがったりする。


写真や絵カードよりも言語での指示のほうが入りやすくなってくる。

 

母がギラン・バレー症候群で入院する。その時の息子の様子は

 

近日公開

 

年長から「○○保育園」に転園。保育園という場所自体にはすぐに慣れてしまう。
でもやはり人数が少ないといっても、縦割り保育にはかなりのストレスがあったようで
しばらくは機嫌が悪く慣れなかったようだ。

たまに指示が入りすぎる傾向がででくる。
私かあたためたパンを出して「熱いから少し待っててね」と言ったらじーっと待っている。なので「もうさめたからどうぞ」と言ったら食べた。しかも1個食べた後もう1個あったのに食べようとせず私の指示を待っていた。

以前はこうゆう事は絶対になかった。

熱いパンを触ってよく失敗してバンに怒っていたのに。

 

自分にとって肯定する質問をすると大きくうなずくようになる。

(たまにエコーもつく)
「お茶がほしいの?」

「おやつたべますか?」

「保育園に行きますか?」

などなど。
相変わらず質問形式には反応がいい。