はみだしっ子を発達障害の視点で再読する・・・前に
三原順先生が亡くなってから、もう20年も経過してしまいました。
今年はイベントもあり、今の時代こそ三原順が読まれるべきと言われる方も多数おられます。
そんな中、あーそうだと思いだした事、それははみだしっ子に登場するクークーの事でした。
10代に読んだ時には、絵の美しさに魅了され、クークーへのサーニンの純粋な感情に胸キュンした訳ですが
今の私には全く違う物語が見えてきます。
それは、クークーが自閉症の特徴を持っていたという事でした。
うちの息子は、自閉症です。
しかもクークーと同じカテゴリーになるカナータイプと言われる自閉症です。
何度も読み返したのに、今までそういう風な捉え方はしていなかったんですね。
これは一度、ちゃんと最初っから読み返さなくてはいけないと思いました。
クークー以外にも、いわゆる精神科領域の登場人物が多いのが、三原先生の漫画の特徴です。
という事で、今後少しずつ書いていこうと思っています。
今回のブログは、たくさんの方に、はみだしっ子に興味を持ってもらいたいので
簡単なあらすじを中心に、キーワードをつけて書いていこうと思います。
あとは精神科領域のツッコミも入れていこうかと。