DORAドラ日記2001⑧ 運動会

(2001.10.18記)

去年は幼稚園に在園していたので、練習やらで息子にとってのストレスは大変だったと思います。
でも今年は保育園で、競技も午前中に終了する予定だったし「ドラくんは１つだけ出演しますから」と園のほうから
言われており安心はしていました。
それでも息子にとっては、その１コでもやっぱり大変だったみたいで、行きたがらない日もありました。

当日主人は、めでたく？運動会の準備委員に選ばれたので、いつもより早く出掛けました。
洋服はいつもの保育園の洋服を着させました。
(保育園用に同じモノを３セット購入していつも着せている。息子の場合はバニック障害がないので
「この洋服でなければならない」というよりは、今日は保育園に行くという目印のようなモノです。
よって、お着替えは普通のモノでも大丈夫です)

主人と先に自転車で出掛けたのですが、保育園のいつもの道を通るとふにゃふにゃ機嫌が悪くなったらしい(笑)
どうやら、前日から「運動会」と言ってたのでわかったのかもしれない。
仕方がないので、通るコースを変更して会場に到着したらしい。

会場は近所の小学校の体育館。体育館好きの息子、私が到着した時には、もうすっかりゴキゲンが直っていた。
時間が近づいてくると、保育園の子供たちもやってくる。
様子を見ていると、ひとりのお嬢さんが息子の前にやってきて「○○くーん(愛称じゃなくって、下の名前)、おはよー」と
言って息子の顔を覗き込み、ほっべをさわっていく。うーん、色っぽいぞ！

息子、また凍っている？と思って顔を覗き込んでみたら、笑ってはいないけどそんなに硬直はしていなかった。
・・こりゃ、毎日こうやって挨拶されてるなー(笑)

別の女の子、息子を見つけると頭をかいぐりかいぐりっ！

・・ふーん、結構もてるじゃん♪

しばらくすると「みんな入場門のところに集まってー。始まりますよー」と先生が言ったら
息子、すーっとみんなの所に行ったんだなー。別に先生に呼ばれた訳でもないんだけど。

びっくりしたー。
それからみんなで手をつないで入場。息子は手をつなげるお友達とつなげないお友達がやはりいるらしく
入場の時は、お友達と輪を持って行進してきました。

実はプログラムの中に、「はじめのことば」(年長児)と書いてあったのですが
もちろん息子はしゃべれないので、出演すると思っていなかったら、両手にお嬢さんを従えて前に出てきた～！
ひょえー！と思っていたら、２人のお嬢さんたちが交互にお話しして大拍手で無事に終了。
当の本人は、何故だかこうゆう時自分が注目されていると思うらしく終始ニコニコ状態でした。
・・・・君に注目している訳じゃないのよー。

幼稚園と違って、プログラムに出演していない時は、園児は親のところにいます。
しばらくしたらおしっこに行きたがったので、トイレに連れていく。
トイレの前に大人用のスリッパがあったら、ちゃんとはきかえて入ったのにはびっくり。
いつも保育園でやっているから出来るんだよねー。帰るときは、そのまま帰ろうとしたけど。

そしてとうとう息子の出演の本番。出番は、プログラムの最後のほうでした。
障害物競争のような種目なのですが、もちろん先生のプロンプトだらけ。
それでも最初は良かったんですが、最後のほうはやはり自分が注目されてると思っているのか、拍手が気になるのか
観客席のほうに目がいってしまって、足が止ってしまいましたが。でもよくやりました。

私のところに帰ってきて「偉かったねぇー」と大誉めしたら、私のバックを指差しておやつをご所望っ！
一生懸命頑張ったんだから、休憩させろという事らしい。
おやつは持ってきていなかったので、本人に確認させて「ない袖は振れない」と一蹴。諦めていただきました。
それから、別なプログラムも先生がお迎えにきて結局いろいろと参加できて、無事に終了しました。

主人が後片づけをしている時に、先生がおみやけを持ってきてくれました。
息子、その中にあったお菓子を瞬時に発見！私に開けろと要求する。
でももうお昼だったので「いーや」と言ったら、そこら中の先生や保護者の人達に片っ端から
開けてくれるように頼み込んでいる～♪

あんまり面白いんでずっと観察してたら、大人の人の視野に入って、紐で結んであるところを指差している。
・・そんでおじぎをするのよ。結構スゴイなぁと感心。
先生の中には「くれるんだ、ありがとー」なんてかまったりなんかして。
そしたらもう「違うー」って感じてひったくって、まだ別の人を探そうとしているっ！

そのうち、別のお友達がオヤツを食べているのを見つけたら、泣き出してしまったので
(他の子が食べてると、自分が食べちゃいけない理由がわからない)仕方がないので、食べさせてやりました。

いろいろな意味で収穫満載の運動会でした。