こんなんつくってみました⑩ 文字つみき

(2004.9.30記)

       

 

最近とても文字をよく見るようになった息子。でも彼にとっての文字というのは、まだまだ「絵」と同じ状態のようです。例えば「ダイソー」とか「100」とかの文字をよーく指差すのですが、その文字が分解したものだとは理解していないようです。
要するにひとつの塊として、絵のように覚えているのだと思います。

なので、ひとつひとつに音と名前がついてる事を理解出来ると、また新しい世界が広がるだろうと思い母はいろいろと考えて作ったのがこの文字つみきです。
ひらがなとカタカナをつくりました。でも案の定反応が良かったのがカタカナでした。
要するに右のように入れると大喜びっ!

で、母はいろいろと実験。
夕食前に、ゆかりのカードを持ってきたドラに、「ゆ」「か」「り」「*(ダミー)」「*ダミー)」と置いてみて
「入れられる?」と聞くと、適当に入れる。ダミーとひとつ減らしてもダメ。うーん。
次はダミーなしで聞いてみる。これもダメてした。
という事で、「か」の文字だけ入れてみたら(もちろん前はあけておいて)
「ゆ」「か」「り」と完成させる事ができました(笑)

そして入れたら、ニコーッと笑っておりました。

まあ母としては、3年計画くらいで、いつかは覚えていってくれればいいと思っています。
担任の先生にも、そういう風にお話ししました。
だって「文字が読めるんだから、これも出来るはず」などと、こちらが思ってしまうと
絶対やらなくなる子なんだもの~。


思い起こせば、カードに文字を入れて「いつかは文字を覚えてくれれば」と思ったのが
3年以上前の事ですから・・・・・ぼちぼちぼちぼち

で、作り方ですが。使用したものは、毎度の如く全部100均で揃えました(笑)

木のパーツ18コ入×5コくらい
マグネットシート 1枚で27個分作れました。3~4枚くらい
ホワイトボート 2コ
ファイル 1コ
両面テープ、超透明梱包用テープ(保護の為)少々。
ワードで打ち出した紙(文字サイズ72)

結局「ひらがな」ひとつ作るのに、ご予算1000円を越えてしまいました。
手間暇もかかったので、市販品で代用できれば、そちらのほうが良いかな?と思いました。
要するに「ビタッとはまるのが好き」とか「ベタッとくっつくのが好き」というお子様仕様だと思って下さいませ。
カードをしまうのによく利用されているマジックテープですが
息子にとっては達成感がないようで、はがす事だけに終始してしまったりするので
母は何にてもマグネットをはっつけるのでございます。